バイオ燃料

バイオ燃料のなかには動物系廃油、植物系廃油、バイオマス液化燃料、エコ軽油などがあります。そうしたなか特に注目されているのがバイオエタノールとバイオディーゼル燃料です。

バイオ燃料とは・・・
クリーンエネルギーの一種で、農作物や森林にある木などの植物(バイオマス)を原料にして作られる燃料のことです。
化石燃料の場合限りある資源ですが、バイオ燃料は植物を原料としているため新たに生み出せる資源になります。
今バイオ燃料として主に作られているのは、ガソリンへの混合利用を目的としたバイオエタノールと、軽油の代替燃料としてのバイオディーゼル燃料の2種類です。
化石燃料と比較したバイオ燃料の優位性とは・・・
バイオ燃料は、原料となる植物が光合成で二酸化炭素を吸収するので、バイオ燃料を燃焼させても、地球温暖化防止協定上のCO2(排出量はゼロカウントとなります。
つまり、植物からできたバイオ燃料を燃やして二酸化炭素を発生させたとしても、それは、もともと今の地球で植物が取り込んでいる二酸化炭素と同じ量しか発生しないので、空気中に排出される二酸化炭素のプラスマイナスがゼロになります。
これをカーボンニュートラルと言います。このため、各国は温室効果ガスの排出削減の手段としてバイオ燃料の導入を進めています。

主なバイオ燃料にバイオエタノール、バイオディーゼル、バイオマス液化燃料、エコ軽油がありますが、 下記にて概要と特徴を示します。

名 称 概 要 主な特徴
バイオエタノール サトウキビやトウモロコシなどの農産物や木材・古紙等のセルロース系バイオマスといった 植物由来の多糖から作られる液体アルコール
ガソリン代替用又はガソリンと任意の濃度で混合利用が可能
混合ガソリンについては、エタノールの混合率によってE3(3%混合)、E10(10%混合)と表記
イソブチレンとの合成により生産されるETBE(Ethy Tert-Butyl Ether)はオクタン価値向上剤としてガソリン添加利用が可能
バイオディーゼル
(BDF)
廃食用油等の植物性油脂等をメチルエステル化して得られる液体燃料で、 主な成分は脂肪酸メチルエステル
軽油代替利用又は軽油との任意の濃度で混合利用が可能
混合軽油については、BDFの混合率によってB5(5%混合)、B20(20%混合)と表記
バイオマス液化燃料
(BLT)
バイオマスの熱分解ガスをFT(FischerTropsch)法により合成して得られる液体燃料
軽油代替利用又は軽油との任意の濃度で混合利用が可能
軽油と比べて高セタン価、低硫黄、低アロマな燃料
エコ軽油 植物性油脂等を水素化精製して得られる炭化水素油
軽油代替利用又は軽油との任意の濃度で混合利用が可能
軽油と比べて高セタン価、低硫黄、低アロマな燃料

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